B2BからB2Cへ:日本の遺伝子検査大手、希少疾病の解決策を見つけるよう業界へアピール

By Tingmin Koe contact

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B2BからB2Cへ:日本の遺伝子検査大手、希少疾病の解決策を見つけるよう業界へアピール
日本の遺伝子検査の大手ジェネシス・ヘルスケアは、B2Bサービスを含むビジネスモデルを広げて、希少疾病患者のためのソリューションを提供したいと考えている。

GeneLifeとしても知られている東京に本拠地を置く同社は、様々なDNA家庭用検査キットで拡大する日本の消費者遺伝子検査分野を今のところ独占してきた​が、パーソナライズトニュートリションを含む他の事業と協力して、コンディションスペシフィックなソリューションの開発を考えている。

稀有な研究

Genesis Asia 1,000プロジェクトは、アジアの希少疾病患者1,000人のゲノム全般のプロファイル化を目指している。

このプロジェクトを開始するために、同社は患者からの一般参加、日本、シンガポール、香港、台湾、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアの独自研究者と研究機関を招待した。研究者は、日本の本社やシンガポールや台湾の支社を通じ、いつでもジェネシスとコンタクトを取ることが可能となっている。

現在、アジアを中心とするゲノムデータベースがないため、ジェネシスは希少疾病の原因と可能性のある解決方法を特定するために、APACの研究者を支援することを目指している。

このプロジェクトでは、全ゲノム配列解析(WGS)を用いて-全ゲノムDNA配列決定解析法-アルツハイマー病、自閉症、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、パーキンソン病、多発性硬化症(MS)、骨髄性筋萎縮症、モリヤマ病、およびその他の希少疾患を含む疾病の包括的なリストをカバーする予定。

このサービスは、プロジェクトに参加する1,000人の患者に無償で提供される。また、機能性食品および製薬業界の製造メーカーならびに医療従事者を呼び込む目的もある。

最終的に、このプロジェクトは、機能性食品と製薬業界における新製品開発を促進し、研究者および医療従事者が希少疾病治療のために新しく改良されたソリューションの開発するのを助けることになる。

B2BからB2C

Yoshito Funabashi医師は、NutraIngredients-Asia​に、「創業者の最年少の息子は、遺伝的障害による自閉症を持って生まれました。 しかし当時、消費者に利用可能な遺伝子検査サービスはなかったため、 彼らは数百万ドルをかけて独自の研究を行ったのです」と語ってくれた。

この経験が一般の人々に提供出来る遺伝子検査サービスを行う決心をさせた、これにより同様の状況にある両親(および自身の健康と遺伝的特徴についてもっと知りたいと思う人)は、 大金を支払うことなくサービスが受けられることとなった。

同社のDNAホームテストキットが成功を収めた今、この新しいプロジェクトでB2Bサービスに事業の手を広げるという決定は、遺伝子検査能力を次のレベルに引き上げたいという望みを表す。

同医師は、「ある研究者は、希少疾患の原因と解決策を見いだすことを望んでおり、別の研究者は新薬を創り出すことを望んでいます。消費者のための新製品を開発する製造メーカーにとって、機能性食品やサプリメント分野にも機会はあります。確かに、私たちは、稀少疾患に苦しんでいる人々のため、より良い解決策を作り出すパーソナライズトニュートリション企業との協力にも前向きです。私たちの想像力はすべてを網羅しているわけではありませんが、このプロジェクトで出来る限り多くの可能性を発見したいと思っています。」

物事の順序

Genesis Asia 1,000 Projectに加えて、大量の標本の高品質WGSを同時に可能にする高生産性次世代シークエンサー(NGS)を擁する新しいシークエンシングセンターを東京に立ち上げた。

これにより、ジェネシス社は手頃な価格で維持出来るようになり、日本での1,000米ドルの基準価格を標本あたり889米ドルと大幅に引き下げ、同価格は東南アジアの顧客にも適用される。

同社はアジアの他の国々でも同様のシーケンシングセンターを開設することを検討している。

Funabashi医師は、「各国からどれくらいの需要があるかにかかっていますので、遭遇するあらゆる機会に確実にオープンです。 私たちは間違いなくシンガポールに一施設を是非、開設したいと考えており、東南アジアの他の地域でも同じことを実現したいと望んでいます。」

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