学生にとってDHAやEPAよりも優れているか？

日本中央製薬株式会社は、DHAやEPAよりも優れた記憶力ブースターであると主張するシルクペプチドサプリメントを製造している。 

日本中央製薬株式会社（JCP）のHisao Nakajima CEO、はNutraIngredients-Asiaに

メモリーキープ​EX​製品の​

マーケティング努力は、大学入試を控える子供たちのためにこの製品を購入したいと思う両親たちに向けられていたと語った。

「購入者は通常、大学入試の6ヶ月前に当社の製品を購入しています。」

ワンボトル、消費税込みでJYP 16,200で販売されている、メモリーキープEXは1日4カプセルの推奨で一か月分となっている。

この製品は、Amazonおよび同社のオンライン通信販売サイトで販売されており、当面の目標として月に3,000箱の販売を目指している。

イチョウ抽出物、DHAおよびEPAと比較して、シルクペプチドは記憶力増強補助食品においてはあまり一般的に使用されていない。

しかし、Nakajima氏は、シルクペプチドは前述の他の成分よりも効果的であると断言した。

シルクペプチドは絹繊維タンパク質が分解されたものである。説明によると、シルクペプチドが脳内の血流を促進し、脳細胞のミトコンドリアを活性化することによって記憶を促進する。

同社はまた、製品の効果を調べるために臨床試験を実施している。

例として、長期記憶と追想時間をDHA、EPA製品と比較した。

平均年齢21歳の医学生47人を対象とした臨床試験で、シルクペプチドを摂取した学生はDHAを摂取した学生の2.7倍の速さで情報を思い出すことができることが解った。

この学生達は、30日間毎日ミルクに溶かしたシルクペプチド10mgを飲んでいた。

高校生をターゲットにする理由は、「日本の高校生は、中国や韓国の学生と同じように、大学へ入学するために猛烈に勉強します。入学試験に受かるよう彼らを手助けしたい」との事。

開発に​10​年​

同氏によると、シルクペプチドの研究開発に10年以上掛けたという。

シルクペプチドは、シルクが特許取得済みの酵素技術により分解されて生成される。

「当社の製品は記憶力を向上させるので、将来的には認知症予防のためにこのサプリメントを販売しようと考えています。」と付け加えた。