ドレッシングアップ:キューピーは機能性サラダドレッシングの販売を拡大

By Guan Yu Lim

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ドレッシングアップ:キューピーは機能性サラダドレッシングの販売を拡大
キューピーは、血圧と脂肪吸収に関与する3つの機能性サラダドレッシング 「亜麻仁油入りごまドレッシング」、「和風たまねぎドレッシング」、「レモンとアセロラのドレッシング」の販売拡大を北海道・東北・関東甲信越地区で開始する。

調理・調味料事業

調理・調味料事業部門のTakamasa Hayashi氏は、「2017年7月の発売以来、販売は安定しています。」とNutraIngredients-Asia​誌に語った。

「健康と野菜の摂取に対する全体的な意識が高まっているため、サラダを積極的に食べる人の数が増えています。 これにより、ドレッシング市場の成長がもたらされます。」

「ドレッシングは高い嗜好性を持つ製品です。 さまざまな好みに合った多くのタイプがあります。」

「ただサラダにかけるだけで、健康機能を備えた成分を簡単に摂取できるという点を健康意識の高い人々にアピールしてゆかなければなりません。」

高血圧

「亜麻仁油入りごまドレッシング」には、亜麻仁油が27%含まれており、高血圧の人向けに開発された。

亜麻仁油にはα-リノレン酸が含まれており、正常から高血圧及び高血圧症の日本人参加者で実施された臨床試験​に於いて、一日に2.6gのα-リノレン酸を摂取すると収縮期血圧が低下することがわかった。

食物繊維

「和風たまねぎドレッシング」と「レモンとアセロラドレッシング」には、食物繊維の供給源として難消化性デキストリンが含まれている。

澱粉から加工された水溶性食物繊維として、脂肪の吸収を抑え、食後の血中トリグリセリド値を抑えるのに役立つと言われている。

消化性デキストリンは、「特定保健用食品」の機能性成分として消費者庁によって承認​されている。

推奨摂取量

推奨摂取量は20g /食で、亜麻仁油を使用したゴマドレッシングには2.6gのα-リノレン酸が含まれ、他の2つのドレッシングには5gの難消化性デキストリンが含まれている。

Hayashi氏は、これらの製品は「機能性表示食品」であり、病気の診断、治療、予防を目的としたものではないと説明。

ドレッシングの機能性成分への関心の高まりとは別に、タマネギやゴマなどの健康的な成分を使用したドレッシングが人気を集めている。

製品容量は210mL、価格は398円(税込み)、賞味期限は7〜10か月。

これらのドレッシングは東京でのみ販売されていたが、現在はオンライン、スーパーマーケット、ドラッグストアで販売されている。

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