日本製粉 高齢の消費者を対象とした新しい目と脳のサプリメントを発売

By Guan Yu Lim

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日本製粉 高齢の消費者を対象とした新しい目と脳のサプリメントを発売

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製粉および食品事業から収益の大部分を得る日本製粉株式会社は、新しい眼と脳のサプリメントでヘルスケア市場におけるシェアを期待。

2019年8月末に、新しい健康食品、イチョウとルテインのサプリメントを発売した。

NutraIngredients-Asia​誌に対し、日本製粉の執行役員兼ヘルスケア事業部門のゼネラルマネージャーであるKo Murai氏は「日本は平均寿命が最も長い国の一つであり、高齢化社会に直面しています。したがって、日本の中高年の消費者は、自分自身をよくケアする(セルフメディケーション)傾向があり、長い間、若々しく健康を保つことができます」と述べた。

同社は、小麦粉と、乾燥麺やプレミックスなどの小麦粉関連製品を生産している。

「弊社は穀物や植物に関する研究で長い経験があります。 また、アマニやセラミドなどの健康効果のある原料を消費者に提供しています。」

「現在、これらの成分を使用してサプリメント製品を製造しています。」

記憶と視力

Murai氏によれば、製品は機能性表示食品(FFC)として、脳と眼を対象としている

「製品には2つのヘルスベネフィットがあります。言葉や数字を覚えたり思い出したりするのに役立つ記憶力と、視力の改善です。」

特に高齢の消費者からの高い関心につながっていると付け加えた。

このサプリメントに含まれる機能性関与成分は、イチョウ葉由来フラボノイド配糖体(28.8mg)、テルペンラクトン(7.2mg)、ルテイン(10.0mg)、およびゼアキサンチン(2.0mg)。

この製品は日々の摂取に適しており(3カプセル)、デパートまたはNIPPNショッピングサイトでのみ入手可能。小売価格は税抜4,000円で、ボトル入り(90カプセル)。

財務情報

2018年度の連結売上高は3,353億円。

同社決算報告書によれば、小麦粉製品、冷凍食品、パスタソースを含む食品事業は、2019年の最初の3か月間で510億円と最も売上を伸ばした。

製粉事業は257億円、エンジニアリングとヘルスケアを含む他の事業は88億円となっている。

ヘルスケア事業の売上高は、機能性素材であるセラミドに対する強い需要により、2018年の同時期を上回っている。

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