伊藤園、機能性表示を活用、緑茶を減量機能性飲料として販売

By Guan Yu Lim

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伊藤園、機能性表示を活用、緑茶を減量機能性飲料として販売

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伊藤園は、現在、機能性表示食品として、既存のお~いお茶 濃い茶を販売している。

製品はもともと2004年5月にリリースされたが、最新バージョンは8月初旬に全国のコンビニ限定で入手可能となった。

健康茶

同社によれば、この飲料には体脂肪を減らす効果が広く報告されているガレート型カテキンが含まれている。

カテキンはポリフェノールの一種であり、緑茶の主な渋味成分。 緑茶には、他の種類の茶よりもカテキンが多く含まれている。

伊藤園 国際営業部のShinichi Sakamoto氏は、「ガレート型カテキンは遊離カテキンよりも脂肪吸収を抑制するという点で効果的です」と述べている。

同社は、ガレート型カテキンの体脂肪減少効果を調査する研究を発表している

Kobayashi等の研究​では、2016年に、適度に肥満の成人が、25、180、または279.5 mgの緑茶カテキンを含む500mLの緑茶飲料を12週間摂取した。

結果は、高脂肪食と一緒に摂取すると、プラセボ群(カテキンを含まない緑茶飲料)と比較して腹部脂肪が有意に減少したことを示唆していた。

Sakamoto氏によると、お~いお茶 濃い茶には「1.2 Lあたり、カテキン340mg、0 kcal、タンパク質0、脂質0、炭水化物0、食塩相当量0.2g」が含まれている。

同社は、この飲料は体脂肪を懸念する健康な人を対象としており、特定の健康食品ではない、と述べている。

推奨摂取量は1日2本(1本600ml)で、食事とともに摂取する。

税抜きで140円(600mL)、230円(1L)、350円(2L)で販売されている。

同社は、日本の機能性飲料市場は2018年に14%成長し、健康と体重減少を意識している人の数が増えていると指摘している。

主にスーパーマーケットと量販店(42%)、コンビニエンスストア(27%)、自動販売機(15%)、その他(16%)で販売を目指している。

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