機能性コーヒー:グリコは血糖値とストレス緩和向けの飲料シリーズを発売

By Guan Yu Lim

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機能性コーヒー:グリコは血糖値とストレス緩和向けの飲料シリーズを発売

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江崎グリコ株式会社は機能性表示食品(FFC) としてコーヒーの新シリーズを発売。

シリーズ、3種のコーヒーミルクドリンクには、カフェオーレ ゆるリセット(180ml)、カフェオーレ ゆるリリース(180ml)、マイルドカフェオーレ ゆるリセット(500ml)がある。

同社はこれらの飲料は、世の中の健康志向の高まりに応えたものだとしている。

「健康意識の最近の傾向と健康機能を備えたチョコレートの人気から見て、コーヒー製品にも機能性が実際に求められていると考えています」と同社の広報担当者。

同社によれば、カフェオーレは1979年に初めて発売され、機能性表示食品シリーズは40周年を祝うタイムリーなものだった。

コンビニエンスストアやスーパーマーケットで2019年9月から全国的に販売されている。

挑戦

カフェオーレ ゆるリセットとマイルドカフェオーレ ゆるリセットの両方に、食後の糖分と脂肪の吸収を遅らせ、血中の血糖値とトリグリセリドの上昇を抑えると言われている食物繊維、難消化性デキストリンが5g含まれている。

カフェオーレ ゆるリリースドリンクには、一時的な精神的ストレス緩和機能をもたらすアミノ酸であるGABA(γ-アミノ酪酸)28mgが含まれている。

小売価格は180mlが129円、500mlが141円。

広報担当者は、飲料を海外で販売する計画はないと述べている。

コーヒー以外では、2005年に最初の機能性チョコレートブランドであるGABAチョコレートをリリースしている。GABAチョコレートはコーヒー製品と同様に、ストレスレベルを下げるためにGABAを含んでいる。

2016年には別のチョコレートブランドLibera​を発売した。これには、摂取した糖や脂肪の吸収を抑制すると言われる難消化性デキストリンと食物繊維が含まれている。

同社はまた、肌に水分補給効果のある日本で最初のFFCコラーゲン飲料を発売した。

この飲料には、モノグルコシルヘスペリジンと魚由来の低分子量コラーゲンペプチドが含まれており、末梢血の流れを助け、皮膚の水分を保持するとされている。

決算報告書によると、2019年3月31日時点で3,500億円の売上を達成。

GABAやLiberaなどの付加価値の高いヘルスブランドの伸長率は2016年度を100%とすると、2017年度は158%、2018年度は170%と年々増加している。

レポートはまた、コアブランドのカフェオーレが苦戦していたことを明らかにし、収益は前年に比べて0.9%減少した。 同社は、コアブランドの継続的な成長を引き続き最大化し、付加価値のあるヘルスブランドをベースに新しい市場を創出することを計画している。

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