HIジャパン2019

むくみの発生:サッポロはレモンと顔のむくみに関する初の臨床試験を実施

By Guan Yu Lim

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むくみの発生:サッポロはレモンと顔のむくみに関する初の臨床試験を実施

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サッポロホールディングスが行った臨床試験によると、レモンのポリフェノールは、健康な日本人被験者の顔のむくみを軽減することがわかった。

研究者たちは、レモン由来酵素処理ヘスペリジンが顔と脚のむくみを軽減することを発見、研究は公開され​、日本で最初にこの成分と効果を研究したと述べ、まずHi Japanで検証研究結果を発表した。

研究

研究には、日頃、顔面のむくみが気になる88人の健康な日本人男女が参加した。

参加者は、レモン由来酵素処理ヘスペリジン(LEH)処理群またはプラセボ群に振り分けられ、LEH (300mgのモノグルコシルヘスペリジンを含むレモン由来ポリフェノール粉末の400mg/日)またはプラセボ試験食品を2週間摂食した。

視覚的アナログスケールを使用して、肌状態や顔の体積などむくみの症状を判断し、ふくらはぎの体積、円周、および血圧も測定した。

研究者は、LEH摂取が朝方の顔と目のむくみの緩和に働き、ふくらはぎのむくみを軽減することがわかったと述べている。

サッポロウェルネス

同社は2019年9月に1,094名の参加者を対象に調査を実施し、日本の女性の70%以上が何らかのむくみを経験していることを明らかにし、この最初の臨床試験結果が女性のQOLの向上に貢献することを期待している。

サッポロホールディングスは、新たな健康機能の研究開発を推進し、新しい健康食品や食材を提案するため、今年2月に「サッポロウェルネスラボ」​を設立した。

今年の第2四半期の財務プレゼンテーションで、レモンベースの製品の開発と果物に関連する研究を通じて、レモンとその同等品を取り入れたライフスタイルを消費者に提案したいと述べた。

2019年4月、日本でのレモン生産の活性化のため、ポッカサッポロは広島県豊田県大崎上島町でレモンの栽培を開始した。  

同社は19年度の連結売上高を5,480億円とし、18年度から5.2%増加、営業利益は126億円で、18年度から16.4%増加したと報告している。

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