ヤクルト、安全性に優れたプロバイオティクスサプリメントを新発売
同社は発酵プロバイオティックミルクドリンクで世界的に知られているが、国内市場ではヨーグルト、豆乳、ジュース、スポーツドリンク、麺、ケール、マルチビタミン、ミネラル、グルコサミン、コラーゲン、DHA、EPAサプリメントなどの消費者向け製品がある。
新しいプロバイオティクス製品は顆粒状菌末形状で、各スティックには1,000億個を超えるプロバイオティクスが含まれている。 その他の成分は、マルトデキストリン、ジャガイモデンプン、コーンスターチが含まれる。
Lactobacillus caseiシロタ株は、腸の健康への影響、認知効果、便秘の緩和、炎症の軽減についての研究がある。 一方、Bifidobacterium breveヤクルト株は免疫と皮膚の健康に関する研究がある。
ヤクルト本社の広報部門のHideki Maruyama氏は、利便性が新製品の主要な推進力であるとNutraIngredients-Asia誌に語った。
「弊社がこの製品を発売したのは、私どもの乳製品を消費するのが難しい状況にある人々がプロバイオティクスを摂れるようにしたかったからです」とMaruyama氏は語った。
牛乳、ヨーグルト、ジュースなどの乳製品プロバイオティクス製品は冷蔵保存する必要がある。
「旅行や出張が多いビジネスパーソンをメインターゲットとしています。」
マルチプロバイオティクスサプリメントは製造日から1年間保存でき、室温で保存できる。Maruyama氏は、菌数は期限まで保証されていると語った。
初期販売はAmazon Japanを通じて開始した。
「製品の機能を伝えて効果的に販売するために、eコマースが最良のプラットフォームであると考え、最も適切な販売条件がある、最大のeコマース小売業者であるAmazonを選びました。」
Maruyama氏は 「アンケートなどで顧客の反応を見ていきたい」 と話している。売上高についてはコメントを避けた。
同社はまだ他のオンラインチャネルやオフラインチャネルに拡大する予定はないが、「今後の販売状況に基づいて決定するものです。 当面はAmazonでの販売に注力し、商品の販売状況に応じて今後の販売を考えていきます」と付け加えた。
サプリメントはアルミスティック(1g /スティック)包装入り。 一箱15本入りで、税抜2,500円で販売されている。