明治マーケットインサイト:機能性ヨーグルトの売上は減少が続き、スポーツ栄養は急増中
明治の機能性ヨーグルトは、需要の平準化や市場競争の激化により国内での売上が減少しているが、スポーツ栄養が上位を占めていると同社は説明する。
機能性ヨーグルトの売上高は、2020年度第三四半期と比較すると12%減の242億円に落ち込んだ。
同社の機能性ヨーグルトには、「明治プロビオヨーグルトR-1」や「明治プロビオヨーグルトLG21」などがある。
成長:中国の「未発達」な大人向けプロバイオティクス分野が今後も拡大する理由 - Culturelle
中国のプロバイオティクス市場は従来、乳幼児を対象とした製品が牽引してきたが、世界的なプロバイオティクスブランドであるCulturelle社は、大人向け市場が「非常に強い成長の勢い」を持つと確信している。
DSMのコンシューマーヘルス企業であるi-Health傘下のこのブランドは、2014年に乳幼児と子供向けの製品で中国市場に参入した。
以来、特にプロバイオティクスのスナック化の進展に伴い、大人のプロバイオティクス市場が飛躍的に成長していることに着目している。
代購2.0:中国の乳児用粉ミルクの需要が大流行前のレベルを超える - Bubs社
オーストラリアの乳児用調製粉乳メーカー Bubs社によると、中国の法人向け代購チャネルは高い成長の勢いを示しており、乳児用粉ミルクの需要はCOVID-19以前のレベルを超えているとのこと。
ASX上場の同社は、2022年度第二四半期レポートにおいて、法人向け代購チャネルからの総収入が前年同期比で196%増加したと発表した。
前四半期との比較では、同チャネルによる売上総利益は17%増であった。
韓国の売上げ上位陣:韓国人蔘公社が売上1位を維持、ヤクルトはトップ5から脱落
韓国人参公社(KGC)が引き続き国内の健康機能性食品販売チャートのトップに立つ一方、韓国ヤクルトはトップ5から押し出されたことが、新しいデータで明らかになった。
韓国食品医薬品安全処(MFDS)は、このほど「2021年食品医薬品統計年鑑」を発表、2020年の同国の健康機能性食品と一般食品の販売状況を詳述した。
国内の健康機能性食品の売上高は、2020年に3兆1,000億ウォン(約2975億円)を記録し、輸出額は2,260億ウォン(約217億円)相当であった。
韓国と日本からヒントを得る:マレーシアのFlavettes社、人気のビューティーフロムウイズイン成分を発泡錠に配合
マレーシアに本部を置くDuopharma Biotech社のブランドであるFlavettesは、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンペプチドなどの良く知られた美容成分を発泡錠に配合し、健康・美容分野へ一歩踏み出している。
12月に「Flavettes Effervescent Glamz」と「Flavettes Effervescent H-DRATE」という2つの発泡錠の新製品を正式に発売した。
前者は肌の柔軟性を高めるL-グルタチオン、コラーゲンペプチド、ビタミンCを配合、後者は肌に潤いを与えるヒアルロン酸、米由来セラミド、ビタミンCが配合されいている。