トレンドトラッカー:日本のFFC市場分析、ビーガンフレンドリーなオメガ3への需要、Growth Asia Summit

By Tingmin Koe

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トレンドトラッカー:日本のFFC市場分析、ビーガンフレンドリーなオメガ3への需要、Growth Asia Summit

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日本の機能性表示食品(FFC)の動向、Thai Unionの知見に基づくビーガン対応オメガ3の需要、シンガポールで開催される健康・栄養業界向けビジネスサミットを紹介します。
日本の機能性食品ジレンマ:2021年度に認可されたFFC製品のうち、わずか3分の1強が上市

2021年度に承認された機能性表示食品(FFC)のうち、市場に投入されたのは約3分の1に過ぎず、6割以上が発売を保留していることが、独自の新データで明らかになった。

2021年4月から今年3月までの間に、届出承認されたFFC1,445種類のうち、市場への上市を行ったのはわずか495種類であった。

企業がFFCをCAAに承認された後すぐに発売しない理由として考えられるのは、単純にその時期に発売された類似製品が多すぎ、企業は激しい競争を避けるために上市時機を調整している可能性もあると、業界の専門家である株式会社 スムースリンクの加藤 久明社長はNutraIngredients-Asia​誌に語っている。

JD618販売データ。NumansBYHEALTHHarbin Pharmaが栄養製品のベストセラーで上位に食い込む

JDの618オンラインショッピングにおいて、Numans、BYHEALTH、Harbin Pharmaの製品が栄養部門のベストセラー上位3位を占めた。

NutraIngredients-Asia誌の取材に対し、同社は、骨の健康、乳児用栄養製品、特殊医療用食品、ビタミン・ミネラル製品、食用ツバメの巣が優れた販売実績を上げたと回答した。

栄養カテゴリーのベストセラー上位3製品は、NumansのDHAカプセル、BYHEALTHのプロテインパウダー、Harbin Pharmaceutical Groupのカルシウム、鉄、亜鉛の経口液など、いずれも地元中国企業の製品であった。

ソースの多様化:グローバルシーフード企業Thai Unionの微細藻類オメガ3戦略の根拠

大手水産会社のThai Unionは、既存のマグロ油ベースのオメガ3製品に加え、微細藻類のオメガ3製品ビジネスにも参入する。

これは、同社の素材ビジネスの多角化戦略の一環であり、ビーガンやベジタリアンのためのオメガ3に対する市場の需要に応えるものである。

また、最近、カナダの持続可能な植物由来の栄養・栄養補助食品原料会社であるマラ・リニューアブルズ社(Mara Renewables Corporation)に約10億5千万円の投資を行った。

Growth Asia Summit 2022 早期登録今月締め切り、豪華な演者達が登場

アジア太平洋地域の健康・栄養食品・飲料市場に焦点を当てたビジネスサミット、Growth Asiaに、Blackmores、Impossible Foods,、サントリー、Yili、キリン、Health & Happiness、Thai Unio、GSKなどの主要ブランドが参加を致します。

このビジネスサミットとネットワーキングイベントは、10月11~13日にシンガポールのマリーナ・ベイ・サンズで3日間にわたって開催されます。

このイベントは、健康・栄養分野における3つのホットトピック、1) ヘルシーエイジング、2) プロバイオティクス、プレバイオティクス、腸内菌叢、3) プロテインにスポットライトを当てる予定です。

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