ウコンは慢性的な低悪性度の炎症を持つ人の空腹時血糖値を下げる-ハウスウェルネスの研究
Curcuma longa L.(ウコン)の熱水抽出物の補給は、慢性低悪性度炎症を持つ人の空腹時血糖を低下させることが、ハウスウェルネスによる2つの臨床試験の分析で示された。
Nutrients誌に寄稿したHouse Wellnessの研究者は、2019年と2021年に発表された2つの臨床試験の知見を分析した。
研究者らは、ウコンエキスがNF-kBシグナル伝達経路の活性化と炎症性サイトカインの産生を抑制することで機能すると仮定している。
ダブルアプローチ :スキンケアブランドが認知度向上に合わせて抗色素沈着の経口サプリメントを発売
スキンケア企業が、皮膚の色素沈着を軽減するサプリメントを発売し、消費者に従来の外用クリームに代わる選択肢を提供するケースが増えている。
この事は、ピクノジェノールの商標を持つスキンヘルス原料のフランス海岸松樹皮抽出物を開発した、ジュネーブに本社を置くHorphag Research社による知見である。
アジアでは、中国、日本、韓国が色素沈着防止剤の最大の市場だが、インド、タイ、そしてベトナムやフィリピンなどの新しい市場でも急成長している。
お腹の脂肪に加熱殺菌した L. plantarum:明治、新規菌株を配合したFFC2品を新発売
明治は、お腹の脂肪を減らすことを目的とした機能性表示食品(FFC)2品を10月11日から全国で新発売する。
ヨーグルトとヨーグルトドリンクの2品目には、加熱殺菌した乳酸菌「Lactobacillus plantarum OLL2712」(別名:MI-2乳酸菌)が配合されている。
日本能率協会総合研究所による「健康ニーズ基本調査2020」の結果を引用し、同社は、体重管理を優先する消費者が増えていると述べている。
記憶ケア:メグミルクとキリン、日本の高齢者市場向けに機能性飲料を共同開発
雪印メグミルクは、キリンと共同開発した機能性表示食品(FFC)を発売した。
本製品は100mlのヨーグルト風味の飲料で、「キリン脳研究」が独自に開発した β-ラクトリンを主要有効成分としている。
β-ラクトリンは乳清タンパク質由来のペプチドで、キリンは、加齢に伴い低下する記憶力、特に手がかりに基づいて思い出す能力を維持することをサポートすることができるとしている。
COVID-19の懸念:10人に1人の日本人が予防対策としてサプリメントを摂取していることに対する学門的な不安
政府が支援する研究は、COVID-19の予防策として栄養補助食品を使用することに疑問を呈している。
人気があるものは、ビタミンCが61パーセント、ビタミンDが34.9パーセント、プロバイオティクスなどの非栄養素成分が33.4パーセント。その他、亜鉛、カテキン、カンナビジオール(CBD)など。
サプリメントを摂取したことのある回答者の多くは、以前にCOVID-19と診断されたことがある。