過渡期:サントリー、英国の新興企業への投資後、日本の個別栄養プランについて語る
サントリーは、英国のスタートアップ企業であるRem3dy Health社に306万ドルを出資、日本でのパーソナライズされた栄養サービスおよび商品の発売計画を明らかにした。
Rem3dy Health社は、Nourish3dというブランドを通じて、3Dプリンターで各個人専用の7層構造のグミを作成することができる。食事や生活習慣に関するアンケートへの回答から、一人ひとりに必要な栄養素が決定される。
今回の提携は、サントリーが健康食品のポートフォリオをグミまで含む拡大を意図していることがきっかけとなった。
市場進出戦略革新:Amway 、シンガポールの新ハブで腸内細菌とデジタル技術を深く掘り下げる
Amway は、新たに立ち上げたシンガポールのビジネス・イノベーション・ハブで、腸内細菌に関するイノベーションを強化している。同社は、このハブが東南アジア地域における成長の足がかりになると見ている。
同社の主力サプリメントブランドであるNutriliteの製品ライン、特にプレバイオティクスやプロバイオティクスなど腸の健康に関連するラインの拡大が優先事項の1つとなっている。
また韓国では、すでに腸内細菌に関する研究を行い、パーソナライズされた栄養分野での機能を強化している。
e コマース展開:韓国のサプリメント企業 Yuhan Care 、中国・東アジアに照準
国内の女性向け健康食品のパイオニアである Yuhan Care は、中国と東南アジアでの存在感の拡大に力を注いでいる。
Yuhan Care は、製薬業界にルーツを持つ Yuhan Corp の傘下企業。ごく最近では、サプリメント、食品、化粧品の分野でコンシュマーヘルスに取り組んでいる。
女性の健康は同社の専門領域の一つで、生殖器系に効果があるとされる特許取得済みのプロバイオティクス菌株Lactobacillus rhamnosus GR-1とLactobacillus reuteri RC-14を保有している。
多角的アプローチ:Blackmores新会長、専門知識の幅を広げる取締役を募集 - 独占インタビュー
Blackmores 社の新会長は、「持続可能で収益性のある成長」と「株主利益の向上」を達成するために、取締役会のスキル一式と専門知識を多様化できる新しい取締役を探している。
新会長(女性)のWendy Stops氏は、NutraIngredients-Asia誌とのインタビューで、取締役会の専門性を多様化する目的で、さらに1〜2名の新取締役を任命する予定であると述べている。
「私たちは、多様性、商業的・運営的側面、そして重要なことですが、業界展望も向上させる必要があります。そのため、適切な経験と強みを持つ人物を探し出し、取締役会に加えるつもりです。」
プラスチックの問題を浄化する:サントリーAPACが語る、一体となった代替素材とリサイクルへの取り組みが必要な理由
飲料大手のサントリーは、持続可能な社会の実現には、代替包装材料の開発とリサイクルインフラの整備に同時に注力することが不可欠だと考えている。
2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにし、2030年までに持続可能なペットボトルの使用率を100%にすることを目標に、湿気に強い繊維質の包装材を開発し、包装の容積と重量を最小限に抑える新しい方法を模索している。
2024年に完成予定のクイーンズランド州の飲料製造施設では、カートンのマルチパッカーが導入される。