繊維パワー:マメ科植物が豊富な食事は糖尿病予備軍の血糖値を下げる
豆類を豊富に含む食事を取り入れカロリー摂取量を減らすと、血糖値が低下すると前糖尿病患者を対象に実施された16週間の試験の結果が示している。
Nature Communications 誌に発表された結果によれば、対照群と比較して、低比重リポ蛋白(LDL)コレステロールの有意な低下も見られたという。
豆類は繊維質の豊富な植物性食品である。例えば、レンズ豆、エンドウ豆、ひよこ豆などである。
Bacillus coagulans LMG S-31876が免疫状態、ストレス緩和、脂質プロファイルにプラスの効果を示す - RCT
Bacillus coagulans LMG S-31876プロバイオティクスの8週間にわたる補給は、免疫状態、知覚ストレスレベル、脂質パラメーターを有意に改善した。
この二重盲検無作為化プラセボ対照試験(RCT)は、免疫系機能障害およびストレス関連 疾患と診断されたアジアの成人50人を対象に実施された。
Frontiers in Nutrition誌に発表された研究結果では、介入群で免疫状態質問票スコアが有意に高いことが示された。
プロバイオティクス、プレバイオティクス、シンバイオティクスは貧血を改善する可能性 - メタアナリシス
これら3種のバイオティクスは貧血管理を改善する可能性があり、特に対照群と比較してヘモグロビン値を有意に改善する。
これは、BMC Gastroenterology誌に発表されたメタアナリシスの結果によるものである。
中国の研究者らによって行われたこの研究では、鉄欠乏性貧血または慢性腎臓病による貧血と診断された600人以上が参加した8つのRCTの結果が検討された。
ビタミンKが高齢者、特に女性の骨の健康をサポート - メタアナリシス
ビタミンKの補給は、中高年者(特に女性)の骨密度を改善する可能性があることが、メタアナリシスにより示された。
Bone & Joint Research誌に発表された研究結果によると、ビタミンKの補給は、カルシウムを骨に結合させる過程であるオステオカルシン(cOC)のカルボキシル化を促進させることにより、骨密度をサポートする可能性があるという。
このメタアナリシスには、アジア太平洋地域の17のRCTが含まれている。
夕食時のカリウム摂取量が多いほど睡眠障害が少ない - 日本の研究
日本の研究が、特に夕食時のカリウム摂取量が多いほど睡眠が改善する可能性があることを示している。
横断研究で、健康な日本人成人を対象に、カリウムとナトリウムの摂取量と不眠症の関係を調べている。
研究者らはNutrients誌に、夕食時のカリウム摂取量のみが、睡眠障害、特に不眠症を評価するための質問票であるアテネ不眠尺度(AIS) (AIS) のスコアと有意に関連していたと発表している。