必見:アンチエイジング製品とグリシン酸マグネシウムの新製品がSwisse上半期成長を牽引
Swisseは今年上半期、中国・オーストラリア・ニュージーランドの主要市場における堅調な成長を報告。売上高は前年同期比5.8%増の702億6882万円に達した(前期は682億209万円)。
成長の原動力は、変化する消費者嗜好に合致したイノベーションと説明されている。
具体的なイノベーション例として、ビューティーフロムウイズイン製品、アンチエイジング製品、グリシン酸マグネシウムサプリメント、子供用グミなどが挙げられる。
Vita Life Sciences、シンガポールとマレーシアが中国・ベトナムでの売上減を相殺
オーストラリアのVita Life Sciencesは、シンガポールとマレーシアで堅調な業績が今年上半期の中国とベトナムにおける売上減少を相殺するのに寄与したと報告。
成長を牽引した要因には、シンガポールの主要薬局チェーンにおける小売業者との連携 強化や製品ラインの拡充が含まれる。
2025年度上半期の総収益は14%増の43億2千万円、利益は約12%増の4億5千万円となった。
a2MC、中国向け乳児用粉ミルク事業強化へ新工場買収
The a2 Milk Company(a2MC)はYashili New Zealand から製造施設を買収し、中国向け乳児用粉ミルク事業の拡大を図る方針。
同社は2025年度、英語表記製品と中国語表記製品の両方で売上成長を記録しており、前者は17.2%、後者は3.3%増加した。
中国市場では、新規ユーザー獲得施策の効果により成長が牽引され、マタニティ・ベビー向けチャネルにおけるステージ1製品で過去最高の4%の市場シェアを達成したとされる。
BYHEALTHの利益17%減、新たな成長を東南アジアに求める
中国の健康食品大手BYHEALTHは売上高と利益の減少が続いており、同社は国際事業、特に東南アジアでの成長に向け、より多くの資源を投入すると発表した。
株主帰属純利益は17.34%減の150億1400万円、営業収益は23.43%減の720億2285万円。
小売環境の継続的な細分化が業績減の一因とされている。
Haleon、低所得市場での成長機会を視野に
Haleonは、米国市場で逆風が吹く中、インドやフィリピンなどの低所得消費者層における成長機会を見込んでいると述べた。
低所得層向けの新製品として最近投入したのがCentrum Recharge – これはマルチビタミン配合のエナジードリンクミックスで、インドでは6袋入り1箱99円で販売されている。
フィリピンではCentrum Kidsを展開し、低所得層の家庭の子どもたちへのリーチを拡大している。