トレンド トラッカー：タイ、韓国、植物由来のニュートラトレンドに注目

植物由来製品の需要が高まる中、中医学を取り入れたサプリメントが人気を集める ​- ​シンガポールブランド​​

ヴィーガニズムの台頭は、植物由来のサプリメント市場にも反映されていると、シンガポールのQN Wellness社は言う。

シンガポールで最大の完全植物性サプリメントを開発したと言われる同社は、天然素材と伝統的な中医学（TCM）を取り入れて製品をデザインしている。

L-アスパラギン酸カルシウム（アミノ酸キレートカルシウム）、ターメリック、アロエベラを配合したBone Essentialがベストセラーとなっている。

タイのニュートラ部門でのトレンドは？コングロマリットの参入、セレブリティの力、​CBD​の可能性​ ​​

タイの栄養補助食品市場は、コングロマリットの参入、K-POPセレブリティの製品マーケティングへの関与、話題のカンナビジオール（CBD）ビジネスのブームなどを目の辺りしていることが、独自の詳細レポートで明らかになった。

小売業、エンターテイメント、石油・ガス産業などの大手企業から、タイ全土のコングロマリットまで、健康・ウェルネス分野への関心が高まっている。

このVitamINSIGHTSシリーズでは、セントラルリテールコーポレーション、RSグループ、石油・ガス会社PTTパブリックカンパニーなどの地元コングロマリットにスポットライトを当てています。

中東でのビジネスチャンス：マヌカハニーと霊芝は、湾岸諸国での強い免疫力と植物由来の需要をどのように活用しているか？​​

COVID-19が健康とウエルビーイングに対する消費者の関心をかき立て続けている中で、APACの企業は、中東における健康食品と栄養補助食品の需要の高まりを利用している。

Nutrition Asiaのこの回でNutraIngredients-Asia​誌に、両社は中東の消費者から見られる市場動向と需要について語った。

両社は1月30日から2月2日までドバイで開催されたArab Healthに出展していた。

昨年の中国の健康食品の登録認可は、免疫サポートと身体疲労の緩和が中心​​

昨年、中国の規制当局が登録過程で承認した健康食品は、免疫力向上と肉体疲労の軽減を最も多く謳っていた。

登録過程で承認された421の新しい健康食品のうち、半数以上（52％）が免疫系を強化するという単一の健康強調表示を謳っていた。

中国では、健康食品原材料要覧に掲載されていない原材料を含む健康食品または栄養補助食品は、国家市場監督管理総局（SAMR）への登録が必要となる。

急速に変化するトレンド：：韓国の健康補助食品・原料の輸入が​20​％増加​ ​​

韓国の健康補助食品と機能性成分の輸入量は2021年から2022年にかけて20％増加し、健康食品に対する韓国の根強い需要を示している。

食品医薬品安全処（MFDS）の最新データ​によると、健康補助食品・成分の輸入量は2021年の22,536トンから昨年は27,045トンに増加した。

この増加の主な要因は、複合栄養素と個別承認成分の輸入によるものであった。