鹿の眠り:日本企業はTCMの概念に基づいて睡眠補助サプリメント(休息サプリ)を再処方

By Guan Yu Lim

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鹿の眠り:日本企業はTCMの概念に基づいて睡眠補助サプリメント(休息サプリ)を再処方
株式会社健康ビジネスインフォは、栄養補助食品におけるエゾシカの利用を拡大することを使命としており、伝統的な漢方薬(TCM)のコンセプトに基づいて睡眠をサポートする重要な成分として使用している。

皮膚、角、胎盤を含むエゾシカの重要な部位は、中国の医師であるLi Shizhen​(TCMの古典大要の著者)が提唱するコンセプトに基づいて、同社の睡眠補助サプリラインであるネムリラの処方に加えられた。

 リーの理論では、鹿の皮を食べると血液と気(エネルギー)が養われ、鹿の胎盤を食べると毒素を体から取り除くことができるというもの。

製品成分の約15%は鹿の成分で処方され、残りは山梔子(クチナシとも呼ばれる)、乾燥ショウガ、棗仁(酸棗仁とも呼ばれる)、甘草である。

同社によれば、この処方の目的は、一般的に見られる3つの睡眠関連の問題、すなわち不眠症、睡眠の質の低下、睡眠からの覚醒困難を緩和することである。

就眠の1時間前に、6〜9錠の毎日の摂取が推奨されている。

「私たちの生涯の約3分の1は睡眠に費やされます。 睡眠の質が悪いと、皮膚の状態に影響するだけでなく、簡単にイライラするなど、精神的安定にも影響します。

そのような例は、母乳育児中の母親がうつ病を発症したり、睡眠不足のために子供を殺めるというニュース報道からうかがえます。

この製品を通して、より多くの人がエゾシカの薬効を知ることができることを願っています」とマネージングディレクターTei Ken 氏 はNutraIngredients-Asia​誌からの問い合わせに答えた。

ネムリラは、薬局と同社の公式ウェブサイトで販売されている。

同社はまた、越境ECを通じて中国に製品を販売している。

エゾシカ用途変更

増えすぎたエゾシカは、日本では交通事故や農作地に被害を引き起こすことで注目を集めている。

このような状況の下、特に、皮、骨、角を健康補助食品に利用するため、同社はエゾシカの再利用方法を模索している。

今年初め、男性の活力を改善するためにエゾシカから作られたサプリメント​も発売されている。

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