ジャパン フォーカス:キリンと森永乳業のSEA構想、育毛分野の可能性など

By Tingmin Koe

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ジャパン フォーカス:キリンと森永乳業のSEA構想、育毛分野の可能性など

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Growth Asia SummitやVitafoods Asia tradeshowなどのビジネスイベントで、キリン、森永乳業、東洋新薬に行った東南アジアでの事業戦略などに関する最新インタビューを掲載
免疫力のパートナーシップ キリン、SEAの乳製品をターゲットに、受賞成分で機能性飲料のコラボレーションを目指す

キリンは、ポストバイオティクスの代表的な素材である「IMMUSE」の商標で東南アジア(SEA)でのプレゼンスを拡大しており、大手乳業メーカーとのコラボレーションが進行している。

また、インドネシアやマレーシアでの販売に向け、ハラール認証の取得も申請している。

このように、同社は国内外でのブランドコラボレーションを積極的に行っている。日本コカ・コーラも、IMMUSEの機能性飲料への配合を進めている一例である。

競争相手がいない?海外育毛サプリ市場に活路を見出す日本企業

東洋新薬は、競合が少ないカテゴリーとして育毛サプリメントを、東南アジアを含む海外市場に投入している。

2年前、同社はキングアガリクス100でNutraIngredients-Asia Award 2020 Product of the Year (Botanical)​を受賞した。この製品は、免疫力を高め、化学療法の副作用を軽減し、肝臓と心臓の健康を助け、疲労を軽減すると謳っている。

10月5日~7日にバンコクで開催されたVitafoods Asiaで、代表取締役社長のAkitomo Motoi氏にお話を伺った。

タイはSEAの「サプリメント市場」:森永乳業、東南アジアでの新成分導入

日本の大手乳製品・機能性素材メーカーである森永乳業は、東南アジア地域とそれ以外の地域に新しい機能性素材を導入するにあたり、タイは「サプリメント市場」であると述べている。

同社は、10月に開催されたVitafoods AsiaでのNutraIngredients-Asia​誌とのインタビューで、上記のように語った。

タイは市場規模や認知度以外に、特に中東への健康補助食品の輸出ビジネスが盛んであるという。

日本の遺伝子組み換え食品:新しいデータは遺伝子組換え食品を「さらに正当化」する-  政府調査

日本の最新の全国調査では、遺伝子組換え (GM) 食品用原料作物が周辺の生物多様性に何らかのリスクをもたらすという証拠は見つかっておらず、GM食品が地域の食料供給に広く認められることをさらに裏付けるものと思われる。

日本は2006年から大豆や菜種を含むGM食品作物に関する調査を実施しており、最新の2020/2021年版報告書では、これらのGM作物の栽培は地域の生物多様性にリスクを与えないとの結論が出されている。

例えば、地元で栽培された非GM作物がGM作物の影響を受ける可能性は低い。この可能性は、GM食品をさらに導入しようとする政府の関心に反対する消費者団体の大きな懸念と主張として長い間存在してきたものである。

エイジング サポート:大豆ペプチドサプリメントが高齢者の運動機能と記憶機能を改善する可能性-日本のRCT

大豆ペプチドのサプリメントは、運動療法と並行して、地域在住高齢者の運動機能と記憶機能の両方を改善するのに役立つ可能性があることが、日本の研究で明らかになった。

この研究を行った研究者らは、大豆ペプチドを機能性食品として摂取した場合、認知機能を改善すると記している。

研究グループは、日本に在住する高齢者を対象に、大豆ペプチドの摂取と運動の組み合わせが認知機能に及ぼす影響について、集団ベースの非盲検ランダム化比較試験を通じて検証を試みた。

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